紙からデータへの変換を簡単にするツールAltPaperを用いて医療現場のアンケートを実施/株式会社インターサイエンス社様
株式会社インターサイエンス社
須田 和英様
シビアな納期で品質の高さが求められる医療品業界のデータ収集にAltPaperを活用!
調査業務が新たな事業の柱に
AltPaperご利用の背景をお聞かせください。
2007年に東京ドームで行われた展示会(IPAX)で情報基盤開発さんと出会ったのがきっかけです。もうあれから2年になるんですね。企業展示でAltPaperをご紹介されていたのを拝見し、「これは使えそうだ」とピンときました。
株式会社インターサイエンス社は、医学・医療専門出版社である株式会社メディカルレビュー社のプロモーション・エイジェンシー部門が独立した会社です。創業以来、出版事業で培った医学専門分野の専門医とのリレーションや医療用医薬品のマーケティングソリューションをコアコンピタシーとして、医薬品領域のプロモーションにおける各種コンサルテーション、プロモーション企画の立案、制作実務、管理・運営などの一連の業務を総合的に行ってまいりました。
最近では、時代の要請に伴い、プロモーションツールの多くがアナログからデジタルへの移行が進み、クライアントへの提案も多様化してまいりました。そんな中、展示会で紙(アナログ)から、データ(デジタル)へ変換するツールとしてAltPaperを知り、興味を持ったんです。
紙のアンケートならシチュエーションに関わらず回答してもらいやすい
どのような場面でAltPaperをご利用されていますか?
弊社のメインクライアントは大手製薬企業です。製薬企業、特に医療用医薬品の製薬メーカーは、病院の先生方に自社の薬剤を使っていただこうと、様々なコミュニケーションを展開します。昨今では、「根拠に基づいた医療(EBM:evidence-based medicine)」が叫ばれ、単に「良い製品です」と伝えるだけではなかなか採用や処方には至りません。
そこで、自社の製品がどのように優れているのか、どういった症例に対し有用性を発揮するのかなど、具体的なエビデンスに基づいて提案するというマーケティング手法が多く用いられるようになっています。このエビデンスを集めるために必要不可欠なのが市場調査(現場でのアンケート調査)であり、その結果を用いてプロモーションすることが必要なのです。
医師に対しては、やはり紙を用いたアンケートが一番答えていただきやすく、回収もしやすいです。MRの営業活動において、ドアノックに活用したり、コールを稼ぐのにも重宝するツールです。
情報基盤開発のスタッフが細やかにサポートしてくれる
費用も安く、データ集計までスピーディー!
実際にAltPaperをご利用いただき、いかがでしたか?
ここ2年で、情報基盤開発のソフト・サービスは完成度が高まり、より信頼できるものになったと実感しています。また、情報基盤開発の皆さんがすべての作業に熱心に取り組んでくださり、アンケートの集計や解析も細やかにサポートしてくださるので、安心してお任せしています。
先日も大規模なハガキアンケートを全国の病院を対象に実施しましたが、驚くほど迅速に結果を集計していただき、クライアントからもお褒めの言葉をいただきました。また、従来のアナログ的な調査会社と比較して、費用が比較的安価なのが助かります。
これまでの紙アンケートは、調査会社を通して集計してもらうケースが多かったのですが、どうしても集計・分析に第三者を介すので時間とコストがかかってしまいます。また、精度的にも期待する品質に至らなかったので、アンケート業務をあまり積極的に行うことはできませんでした。
しかし、情報基盤開発のAltPaperに出会ったことで、アンケート調査の業務フローがデジタルで円滑に回りはじめ、これまで難しかった案件にも取り組むことができるようになりました。
今後のAltPaperに期待されることはありますか?
これまで苦手にしていた紙のアンケート調査も手軽に行えるようになったことで、クライアントへの提案幅が広がり、製薬企業への営業にも役立っていると思います。
今後は、さらにこの業務分野での実績を積み、アンケート調査に基づくプロモーション企画を弊社の事業の一つの柱として育てたいと考えています。そういった意味でも、情報基盤開発には弊社のパートナーになっていただき、さらに高度なご提案を期待したいですね。AltPaperのノウハウを活用して、WEBアンケート調査などにも新境地を開拓されることを願います。