業務内外におけるコミュニケーションを重視。些細な問題点も報告・相談しやすい文化で長く働ける職場づくりを意識
株式会社興和ビルメンテ
取締役統括本部長
祢宜 秀之 様
高いホスピタリティが決め手。メール・電話でのやり取りなど導入に伴う丁寧なサポート体制に安心感
「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービス導入の背景を教えてください

2015年にストレスチェックが義務化されたことを受けて、2016年に弊社としては初めてストレスチェックを導入することになりました。その際に御社のサービス「ソシキスイッチ ストレスチェック」を利用させていただいたのですが、実はその後、産業医が所属している他社のサービスに乗り換えてしまった過去があります。しかし、御社サービスの方が使い勝手が良く、担当者の方の対応も丁寧でホスピタリティが高いと感じたことから、再度利用することに決めました。
「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービス採用の決め手を教えてください
最初のストレスチェックサービス選定にあたり、ネットで検索して見つけた複数のサービスの中から検討しました。「ソシキスイッチ ストレスチェック」を選ぶ決め手になったのは、紙版ストレスチェックの最低価格保証※で価格が一番安かったことが大きいです。また、御社の電話対応やメール対応がスムーズで、導入に伴うサポート体制がしっかりしていた点にも後押しされました。御社は東大発ヘルステック企業ということで、会社やサービスに対しての安心感がありました。
※同業他社のサービスで弊社より安い見積書をご提示いただいた場合、そこから3%のお値引きを実施
業務報告の際に悩みや困りごとも傾聴。丁寧なコミュニケーションと声掛けが、ストレス緩和や受検率100%達成に貢献
実際に「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービスをご利用いただき、いかがでしたか?

サービス内容やストレスチェック実施に伴うサポート対応が親切で、社内でもストレスなく回せているので満足度が高いです。2023年は受検率100%という結果を出せたのですが、ビルやマンションといった各現場への声掛けや社内報での呼びかけが、受検率アップにつながったと感じています。もちろんストレスチェックは強制的に行うものではないので、あくまで従業員の方自身の健康管理・安全管理のためであるというニュアンスを強調したうえで、受検をお願いしました。
「ソシキスイッチ ストレスチェック」は紙版でも安く利用できるので清掃員やマンション管理員、警備員など現場勤務でPC支給やスマホ貸与がなく、オンライン操作に苦手意識を持った従業員が多い弊社のような会社にとっては助かっています。
業務内容的にはどうしても「仕事の身体的負担」が高くなることは避けられないのですが、ストレスチェックの実施結果が良かった要因としては、「仕事の量的負担」も大きくならないようにコントロールすることを意識しています。従業員はフルタイムの方から週1勤務の方まで様々ですが、一人ひとりの体力や健康、人柄などを把握した上でシフトを組むようにしていることが、効果的だったのかも知れません。
また、集団分析については、社内で検討を重ねた結果3集団に絞ってより見やすくなるように工夫しています。ストレスチェックの結果・集団分析の情報を参考にしながら、実際の職場環境改善に役立てていますので、御社のストレスチェックサービスを利用するメリットを感じています。
今後の「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービスの活用についてお聞かせください

集団分析レポートが見やすく、部署などの分析グループ別に従業員がストレスを抱えているかどうかを分かりやすい形で確認できるので、職場の環境改善に活かしやすいと感じています。
例えば弊社では、従業員のストレス緩和の方法として、1日に1回は現場から本社や管轄の支店に電話連絡をしてもらうようにし、なるべく従業員とのコミュニケーションがとれるように意識をしています。そこで業務の完了報告に加えて、業務に関する些細な悩みなども報告してもらうといった感じです。ストレスの元となる日常的な不満は、そういった連絡の中で明らかになることが多いので。例えば、住民がごみ出しのルールを守らない、子どもがお菓子のゴミを放置しているといった小さな不満であっても、第三者が話を聞くだけで、現場で働く方の心持ちが変わってくると思います。また、現場の方から事前情報を聞いておくことで、本社から現場へ巡回に行った際にも有意義な話ができますし、現場との関係も強固になるのではないかと考えています。こういった日常的なコミュニケーションと心のキャッチボールを大事にしていきたいです。
また、大手のお客様からの表彰が年に1回あるのですが、ありがたいことに毎年、最優秀賞や優秀賞といった何かしらの賞をいただいています。お客様側から要求される報告の頻度や密度はかなり細かいのですが、弊社の業務内容は幅広く、マネジメントや部署管理などの事務的な側面でもトレーニングをしているので、その点で他社と比べると強みが多いと言えるのではないでしょうか。
現在は、有給休暇の取得など働き方に関しても、社労士からのアドバイスをもとに就業規則を見直している段階です。今後も日頃の従業員とのコミュニケーションやストレスチェックを通して現場の声をきちんと聞き取り、小さなことでも報告・相談しやすい文化を維持しながら、改善できるところはしていきたいと考えています。
次世代へのバトンタッチに向けて、業務内外両方で心のキャッチボールをしやすい環境を目指す
貴社の職場環境改善に向けた取り組みについて教えてください

従業員の身体的・精神的ストレスを軽減するために、業務以外でコミュニケーションがとれる場を用意することを意識しています。例えば、11月に屋形船での親睦会を行い、その場を借りて勤続10年になる従業員を表彰しました。その従業員が喜んでいる様子を社内報にも掲載し、社内全体に共有しています。それが本人だけでなく、他の現場の従業員の励みにもつながっているのではないでしょうか。また、コロナ禍で中止されていた、年に1度の社員旅行が2022年から再開しましたし、弊社が2025年に45周年を迎えるので記念行事も企画しています。今後はそういった社内イベントを充実させていきたいです。
業務面では、研修にも力を入れています。職種や現場の状況によって研修内容が異なるので、研修を受ける方が実際に働く現場で研修を行うようにしています。研修では、指導するというよりも、その方の目線で一緒に考えることが重要です。他にも、現場ごとの問題点を事前にリサーチして対応策について話したり、現場の先輩が感じている問題点を共有してもらったりと、現場感覚に近い研修ができるように心掛けています。
また、今後の課題として事業継承について考えなければなりません。そろそろ幹部、役員が交代する時期になるので、この数年で次の世代にしっかりとバトンを渡していけるかどうかが大きな鍵になると思っています。
後継者が働きやすい職場作りという意味でも、親睦会や研修などを充実させることで、業務内外で従業員同士の心のキャッチボールが円滑に行われる環境を目指したいです。
ストレスチェック大賞 2024:業界・部門別優秀賞受賞
ソシキスイッチ ストレスチェック
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