毎朝の点呼に合わせて受検勧奨を行うことで高い受検率を実現。働き方改革に合わせて、今後は集団分析データの活用も視野に / 所沢交通株式会社
所沢交通株式会社
代表取締役 加藤和伸 様
ストレスチェック制度開始当初から実施。きっかけは同業者の紹介
「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービス導入の背景を教えてください
法令でストレスチェックの実施が定められた当初、理事を務めている組合(埼玉県常陽自動車協会)から「どこのサービスでも良いから、まずは1回ストレスチェックを実施してください」との通達がありました。
しかし初年度だったので、どこのサービスがよいのか、選ぶ基準も正直分かっていませんでした。そんなとき、同業者から「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービスを紹介してもらいました。
「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービス採用の決め手は何だったのでしょうか?
決め手はやはり、知り合いの同業者が「ソシキスイッチ ストレスチェック」を選んでいたというのが大きいかと思います。
紙版、受検勧奨、回収方法は毎朝の点呼・社内文化に合わせてスムーズに
実際に「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービスをご利用いただき、いかがでしたか?
実際にやってみると、それほど手間はかからないし、使い勝手はいいなという感想でした。配って回収して送れば、結果・評価がきちんと送られてくるので、非常に使いやすいというのはあります。たまたま産業医もすでにいたので、実施はお任せしました。
ただ、導入当初はオペレーションが大変だったので、ストレスチェックを提出したら封筒に入れてチェックをつけてもらう仕組みにしました。ドライバーの仕事なので、毎朝出勤時に運行管理者が社員のアルコールチェックや体調の確認などを含めて点呼をしているので、その際に提出ボックスを置いています。
また、私の方から「義務ではないですけど」という前置きをしながら、「全員やるのが好ましいです」という話をしています。出すことがストレスになってしまうようだとあまり意味がないのですが、朝の「おはようございます」の挨拶のあとに、細かく受検勧奨の声かけを行っています。
今後の「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービスの活用についてお聞かせください
当社は部分的にはアナログな文化が残っていて、手書きに慣れているところもあるので、今のところ紙ベースのほうがスムーズに実施できると思っています。デジタルに変えるとこちらも管理できなくなってしまうので、今後も紙版でお願いしたいと思います。
運輸関係の業界は、現在、業界全体が働き方改革の波の中にあるので、今後は法令で残業時間など勤務時間の制限がかかるようになります。それが数値にどう影響するかはわかりませんが、実施後の集団分析データなどを見ながら課題があれば取り組むようにしたいです。
「がんばった人がきちんと報われる仕事場づくり」を目指して
創業60年を迎えた貴社が、地域に根差したアットホームな社風を大切にしつつ、働きやすい職場づくりのために行っている取り組みについて教えてください
当社は創業当時から「安全運転と親切」をモットーに、がんばった人がきちんと報われる仕事場づくりに努めております。社員の間にも「困ったときは社長に相談する」という共通認識が広まっているようで、何かあると私のところに相談に来ます。
お金の問題や働き方など相談内容はさまざまです。意図的にというよりは、社員同士がそういう認識を持ってくれているのではないでしょうか。
ストレスチェックの受検勧奨の話もしましたが、他の会社さんと違うのは、朝には必ず点呼で管理者と顔を合わせることです。出退勤が自由な会社だと誰とも会わないこともあると思うのですが、当社のシステムだと人の目がある、顔を合わせる機会がある、それは大きいかなと思います。
認証は、有給休暇の取得率や36協定など当たり前にやっていたことを証明すれば取得できるものです。来年か再来年に「一つ星」の認証期間が切れて更新することになるので、福利厚生面などの充実を図って「二つ星」の申請をしたいと思っています。
ストレスチェック大賞 2023:業界・部門別優秀賞受賞
ソシキスイッチ ストレスチェック
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