導入事例

「主体性・ボトムアップ」で組織に一体感!健康経営にも注力し、充実の研修や社内イベントでお客様も従業員も笑顔に/ 株式会社 延田エンタープライズ

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WEB版生活関連,娯楽業〜500人

株式会社 延田エンタープライズ

人事部長 竹原 範人 様
人事部 労務課 係長 上田 めぐみ 様
人事部 労務課 阪口 梓 様

「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービス導入の背景を教えてください

株式会社 延田エンタープライズ:導入事例画像02
 以前は紙でストレスチェックを実施していましたが、当社は多くの店舗があるため、従業員への帳票の配布・回収、実施結果の配布など多くの手間がかかっていました。そこでWEBにて実施できるサービスを探し始め、御社からサービス紹介のお電話をいただき導入するに至りました。
 

弊社ストレスチェックサービス採用の決め手は何だったのでしょうか?

 コストパフォーマンスが高いと判断し乗り換えを決めました。紙版からWEB版へスムーズに切り替えができるか不安はあったものの、手軽に実施できるWEBへ、項目数も57項目から80項目に増やし、実施することにしました。
 

スマートフォンで手軽に回答でき、社内ニーズに合致。まずは安全衛生管理の意識向上を強化

実際に「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービスをご利用いただき、いかがでしたか?

 実際に使用すると、パソコンやスマートフォンで気軽に回答ができ安心しました。事前にストレスチェックの回答方法についてご説明を受け、いただいていた資料をもとに実施しました。従業員が抵抗なく受検できるかが課題でしたが、受検手順がとても簡易的でスムーズな導入に至ることができたと思います。

 ソシキスイッチストレスチェックのWEB管理画面を活用し、未受検者の多い店舗には何度もリマインドをし、できるだけ多くの従業員に受検していただけるよう声かけをしてもらいました。当社の社風として、ストレスチェックに限らず、社内の各種アンケートに協力的な従業員が多いと感じていますので、たとえセルフチェックであっても結果の信頼度は高いのではないかと考えています。そのため、高ストレス者判定を受けた従業員が出た場合は特に深刻に捉える必要があると考え、社内でしっかりケアしていく必要があると思います。まだ発展途上ではありますが、現在取り組んでいる従業員の健康推進施策を通じて、PDCAサイクルが少しずつ上手く循環し始めているのではないかと実感しています。

今後の「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービスの活用についてお聞かせください

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 現在、「健康経営の基盤づくり」に力を入れている段階です。予防保全の観点から従業員の健康推進に取り組むことができるよう、いくつか対策を進めています。例えば、昨年度は衛生委員会の活用に重点を置いて取り組みました。各店舗の衛生委員会に同席することで、まずは現状を把握し、衛生委員会の意義や実施内容など基礎的な共通認識を持つところからはじめ、産業医面談や復職支援のプロセスの見直し、休職者へのアプローチ改善を検討しました。あわせて、衛生管理者資格の取得支援制度を導入し、資格取得を推進しています。「資格の勉強を通して衛生管理の重要性を実感した」という声もいただいていますので、各店舗での衛生管理意識を高めることでストレスチェックの意義を感じていただき、より現場に浸透させることも大切だと思っています。

 また、今年度より専任の産業保健師を本社に配置し、健康相談窓口を開設しました。オンラインや電話・面談で健康サポートを実施中であり、今後は全従業員の健康管理のために有効活用してもらえるよう、工夫を凝らしている段階です。ストレスチェックの集団分析結果の活用は道半ばですが、3年分のデータを比べてみるとある程度のトレンドが見えてくると思いますので、産業保健師の方と共にデータ分析を進めていく予定です。

 

「従業員こそが最も大切な財産」。財産をいかにして磨いていくか。

貴社の大切にしている考え方とその取り組みについて教えてください

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 当社では「従業員は何にも代え難い財産」であると考えています。その財産をいかにして磨いていくかを常日頃から考え、人事部内の教育チームを中心に教育・研修を積極的に展開しています。

 具体的には、役職者には自身のことだけでなく一緒に働くメンバーのことを考えた些細な気遣い・心遣いが自然とできる視点を研修プログラムの中に必ず組み込むようにしています。現場のOJTで実践していただけるように研修の頻度や内容も工夫しています。入社間もない従業員には、まず自身の体調管理やメンタルケア、ストレス発散方法を含めた体調管理の方法を指導しています。その上で、業務知識やスキルを少しずつインプットしていくようにしています。
研修プログラムをつくる際は常に店舗と連携を取り、現場の意見を取り入れた内容にしています。研修内容も年に一度は見直し、アップデートを欠かさないようにしています。

 管理職より幅広い知識が求められる立場には、選抜研修(他流試合型)も導入しています。同じ業界だけでなく異なる業界の同じ立ち位置の方々はどのような考えを持っているのか、社内研修だけでは得られない外部の実態を知ることも必要なため、研修で得たものを持ち帰って社内で展開することができるよう、積極的に参画してもらっています。

従業員の「主体性・ボトムアップ・一体感」の醸成に取り組む

貴社の職場環境改善に向けた取り組みについて教えてください

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 当社は従業員の「主体性・ボトムアップ」の醸成を推進しています。まず、当社の人事制度は年功序列ではなく実力主義に徹しており、成果とプロセスを重視する仕組みです。全ての従業員に対してフェアにチャンスが与えられます。その一例として、2013年より「接客リーグ表彰式」という取り組みを続けています。これはお店で活躍している従業員をお客様に選んでいただくもので、「このお店で1番輝いているのは誰か」をお客様に投票してもらい、投票数の多い従業員をスマイルエンターテイナーとして社内表彰しています。ボトムアップで若手を見出し、各店舗だけでなく会社全体で「おめでとう」と伝える、それがやる気につながり、よりよいモチベーションサイクルを生み出していきます。日常業務においても、上司からの指示で動くだけでなく「あなたならどうする?」とまずは各従業員に考えてもらうスタンスで相互コミュニケーションを行っています。
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 また、これは私が担当する人事部の話ですが、人事部では「主体性・ボトムアップ」に加えて、「一体感」のある職場づくりを大切にしています。自らが主体的に考え、自分はどうしたいのかを言語化する。たとえ今回は上手くいかなかったとしても、次の施策につなげる糸口を見出したなど仕事を通じて多くの達成感を得ることにより、今後さらにチャレンジしやすい環境を創るようにしています。これを機能させることで他のメンバーも大いに刺激され、主体性が発揮されやすくなります。また1人ではできないことは2人で挑戦してみようと協働が始まり、新たなプロジェクトがスタートします。その結果として1+1が2で終わらず、倍以上の数値になり、一体感のある強い組織に育っていきます。この人事部の取り組みについては、店舗の役職者研修でも紹介するようにしています。実際に実践している店舗もあり、ポジティブな広がりを実感しつつあります。

※当インタビュー記事は、2024年に行った取材をもとに構成しています

ストレスチェック大賞 2024:業界・部門別優秀賞受賞

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株式会社 延田エンタープライズ

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株式会社 延田エンタープライズ

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