三重北農業協同組合
三重北農業協同組合(JAみえきた)
本社所在地:三重県四日市市鵜の森1-5-19
設立:2013(平成25)年4月1日
※設立:1988(昭和63)年2月 ※合併日
事業内容:総合事業 (信用、共済、営農、販売、利用・保管、生活等)
職員同士の交流機会が多く、相談しやすく・誰もが働きやすい「安心」の職場づくりとストレス軽減に取り組む
9割を超える高い受検率は、毎年継続していく中で職員にストレスチェックが浸透してきたからではないかというが 、総合健康リスクも低く良好な職場環境を保っている。この理由について担当者は「仕事以外の面で、部署・事業所を超えた職員同士の交流・コミュニケーションが増え、仕事のストレス軽減にもつながっているのではないか」と話す。有給休暇の取得率や残業時間等については行動計画を定め、職員全員が働きやすい環境をつくることを目指している。職場風土として有給休暇を取得しやすい雰囲気があり、残業時間等も業種によっては年間通してほとんどないところも多いという。特に女性職員には産前産後含めて、きちんと育児休業制度の利用が根付いている様子。「出産育児等で離職につながりづらい組織にはなっている」と担当者は評価する。
新入職員には入社してから3か月間のメンター制度を設けている。これにより不安・悩みを共有する機会となり、業務中に聞きづらいことでも後ほど回答してもらえるため質問しやすく、自分の中でも意識づけができると職員目線でも好評のようだ。その他、新人職員研修、職種ごと・管理職対象などそれぞれのタイミングで定期的な研修を用意している。また、不動産や金融商品等を扱う専門部署はそれぞれ法令に沿った資格が必要になることもあるため、資格取得の補助やキャリア支援も行っている。
ハラスメント相談窓口は社内・社外の両方に設置し、職員は相談しやすい方を選ぶことが可能だ。何かあったときの安心感・相談できる場所として整備したという。ストレスチェックの集団分析は管理職全体で共有するだけでなく、業種によって偏りを考慮したうえで、少しでもストレスの緩和につながるような働き方・改善策を人事としても提案していきたいと対応を検討しているそうだ。
冒頭の組織全体の自己改革の実現に向けて、職種ごとに役割・業務が異なる中で「組合員との『対話・意思反映』のために組合員のお宅を訪問しながらアンケート協力を求める活動は多くの職員が行っている」とのこと。このように多くの職員が関わることで、一人一人が組織の一員であると意識するきっかけにつながっていることが伝わってきた。
受賞法人ご担当者からのコメント
人事課 係長 森 勇人 様 / 村松 花実 様
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