ストレスチェック大賞
2023

三重北農業協同組合

三重北農業協同組合(JAみえきた)

2023大企業部門複合・その他サービス, 公務

三重北農業協同組合(JAみえきた)

本社所在地:三重県四日市市鵜の森1-5-19
設立:2013(平成25)年4月1日
 ※設立:1988(昭和63)年2月 ※合併日
事業内容:総合事業 (信用、共済、営農、販売、利用・保管、生活等)

職員同士の交流機会が多く、相談しやすく・誰もが働きやすい「安心」の職場づくりとストレス軽減に取り組む

 三重北農業協同組合(JAみえきた)は、2016(平成28)年より、組合員との徹底した対話に基づいて「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を基本目標とした自己改革の実践に全力で取り組んできた。今年度からは次なるステージに向けて前進し、「耕そう、未来と地域」のスローガンのもと組合員の営農と地域の方々のくらしに貢献している。

三重北農業協同組合:受賞法人取り組み紹介画像
 9割を超える高い受検率は、毎年継続していく中で職員にストレスチェックが浸透してきたからではないかというが 、総合健康リスクも低く良好な職場環境を保っている。この理由について担当者は「仕事以外の面で、部署・事業所を超えた職員同士の交流・コミュニケーションが増え、仕事のストレス軽減にもつながっているのではないか」と話す。有給休暇の取得率や残業時間等については行動計画を定め、職員全員が働きやすい環境をつくることを目指している。職場風土として有給休暇を取得しやすい雰囲気があり、残業時間等も業種によっては年間通してほとんどないところも多いという。特に女性職員には産前産後含めて、きちんと育児休業制度の利用が根付いている様子。「出産育児等で離職につながりづらい組織にはなっている」と担当者は評価する。
 新入職員には入社してから3か月間のメンター制度を設けている。これにより不安・悩みを共有する機会となり、業務中に聞きづらいことでも後ほど回答してもらえるため質問しやすく、自分の中でも意識づけができると職員目線でも好評のようだ。その他、新人職員研修、職種ごと・管理職対象などそれぞれのタイミングで定期的な研修を用意している。また、不動産や金融商品等を扱う専門部署はそれぞれ法令に沿った資格が必要になることもあるため、資格取得の補助やキャリア支援も行っている。
 
 ハラスメント相談窓口は社内・社外の両方に設置し、職員は相談しやすい方を選ぶことが可能だ。何かあったときの安心感・相談できる場所として整備したという。ストレスチェックの集団分析は管理職全体で共有するだけでなく、業種によって偏りを考慮したうえで、少しでもストレスの緩和につながるような働き方・改善策を人事としても提案していきたいと対応を検討しているそうだ。
 冒頭の組織全体の自己改革の実現に向けて、職種ごとに役割・業務が異なる中で「組合員との『対話・意思反映』のために組合員のお宅を訪問しながらアンケート協力を求める活動は多くの職員が行っている」とのこと。このように多くの職員が関わることで、一人一人が組織の一員であると意識するきっかけにつながっていることが伝わってきた。

受賞法人ご担当者からのコメント

今回このような賞を頂けたこと、大変嬉しく思います。今後は経営理念も一新し、より職員に目を向けた組合を目指していきます。教育や研修に力を入れ、職員が安心して働くことのできる職場、明るく自由に発言できる風通しの良い職場、を実現していきたいと考えています。
三重北農業協同組合
人事課 係長 森 勇人 様 / 村松 花実 様

受賞法人の「ソシキスイッチ ストレスチェック」導入事例

三重北農業協同組合_導入事例画像01

メンター制度や職員同士の交流でストレスの少ない職場づくりを実践。今後は集団分析で更なるストレス対策に取り組む

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三重北農業協同組合

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