学校法人國學院大學
学校法人國學院大學
本社所在地:東京都渋谷区東四丁目10番28号
設立:1882(明治15)年11月4日
事業内容:高等教育機関(教育・研究)
次の10年を見据えた「中期5ヵ年計画」による組織強化で、教職員の多様性確立と働きやすい職場づくりを推進中
その中の一つに「教職員の多様性の確立と働きやすい職場の実現」があるという。例えば、在宅勤務体制を整えたり、育児・介護休暇など現行の制度自体の使いやすさを見直したりと働きやすい環境づくりを進めている最中だ。計画は全教職員に共有され、目標値に対して現状を検証することを求めている。各々の立場からできることを考え、疑問を持ちながら改善を目指す視点を持つことを日頃から推奨しているそうだ。上司とも相談・提案しながら業務を進めることができる風土が根付き、さまざまな教職員が働く環境だからこそ「こういった指標があることで皆が同じ方向を向いて仕事ができる」と担当者は評価する。
ストレスチェックに関しても、健康診断の実施期間と合わせることにより” 健康診断はセット”という認識で教職員に受けてもらえるよう工夫している。これにより健診会場での声かけや受検勧奨もスムーズになり自然と受検率も高くなったという。また、一般的に会社員とは働き方の異なる教員の仕事は、同じ指標で測れないのでは?という課題が挙がることはよくあるが、「自己のストレス状況の把握を目的に」受検するという理解が浸透しているようだ。また、2つのキャンパスの保健室を教職員に対してもオープンにしているほか、産業医や外部の相談窓口も設け、希望する方法で相談ができる体制が整っている。
教育機関ゆえに研修の種類は多い。ハラスメント対策や多様性のある組織の構築、DX(Digital Transformation)による新たな学びの場づくりなどを全体の研修で扱うことに加え、コミュニケーション研修などを通して横のつながりをしっかり作っていくことを重要視しているという。
コロナ禍以前は対面が当たり前だった教員の仕事もオンライン化が可能になったことで、世の中の流れ追い風にしつつ体制の整備を加速しているそうで、さらに勤怠管理システムの一部見直しを図り、有給休暇の取得率や超過勤務の時間をより把握・管理がしやすくする施策の検討も進めている。
「大学の使命でもある質の高い教育と研究の場を提供するためには、職員・教員など構成員の健康が基盤になくては実現が難しいと考えています」と話す担当者。「メンタルヘルスケアを含む健康管理、制度づくりに向けた取り組みを今後も継続していきたい」とも。
受賞法人ご担当者からのコメント
大学も時代の変化に伴って、様々なことが求められておりますが、社会からの要求に応え、質の高い教育と研究を行うためには教職員が心身ともに健康であることが不可欠だと思いますので、多方面から働きやすい環境づくりを推進していきたいと思います。
総務部 人事課 末次 明日美 様
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